東京港区六本木にある国立新美術館で、「庵野秀明展」が2021年10月1日(金)から開催されます。
本展は、アニメーター時代に参加した過去作品や、監督、プロデューサーとして活躍する最新の仕事までを網羅し、創作活動の秘密に迫る展覧会となっています。
東京・国立新美術館で開催した後は、大分、大阪、山口と全国巡回予定となっています。
庵野秀明展について
総監督を務めた最新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が、興行収入100億円を超える大ヒットとなった庵野秀明氏。
「庵野秀明展」は、アニメーター時代に参加した過去作品や、監督、プロデューサーとして活躍する最新の仕事までを網羅し、創作活動の秘密に迫ります。
自身の原点となった「アニメ」「特撮」作品の貴重な原画やミニチュアなどをはじめ、アマチュア時代から現在までの直筆の膨大なメモやイラスト、独自の映像作りに欠かせない脚本、設定、イメージスケッチ、画コンテ、レイアウト、原画からミニチュアセットに至るまで多彩な制作資料を余すところなく展示する世界初の展覧会となっています。
庵野秀明展の見どころ
【過去】庵野秀明の原点と彼がリスペクトするもの
「ウルトラマン」や「仮面ライダー」、「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」など、庵野秀明氏が幼少期から敬愛する漫画、アニメ、特撮作品にまつわる貴重な資料を一挙展示。さらに、縦3m×横15mの巨大LEDスクリーンを駆使し、本人が敬愛する映像作品を振り返ることで、「庵野秀明をつくったもの」を体感していきます。
【現在】アマチュア時代から現在に至るまでの軌跡をたどる
無名だったアマチュア時代から、一世を風靡した「新世紀エヴァンゲリオン」、そして興業収入100億円を超える記録となった「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に至るまでを紹介。庵野秀明氏が何を考え、つくってきたのか、数十年に及ぶ創作活動を門外不出の関連資料で辿り、映像制作にかける情熱と試行錯誤の過程を紐解いていきます。
【未来】未来へ継承するためのアーカイブ
「僕らがいなくなってもアニメや特撮が残るようにしたい」という思いで庵野秀明氏が立ち上げたATAC(特定非営利活動法人アニメ特撮アーカイブ機構)をはじめ、未来へ向けた継承のためのプロジェクトを紹介。そして、「シン・ゴジラ」、「シン・ウルトラマン」、「シン・仮面ライダー」の大型立像など、最新の仕事も紹介します。
庵野秀明展の開催概要
■展覧会名
庵野秀明展(和名)
HIDEAKI ANNO EXHIBITION(英名)
■会場
【東京展】国立新美術館 企画展示室1E(東京都港区六本木7-22-2)Googleマップ→
会期:2021年10月1日(金)〜12月19日(日)
開館時間:10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
休館:毎週火曜日 ※ただし11/23(火・祝)は開館
【大分展】大分県立美術館(大分県大分市寿町2-1)Googleマップ→
会期: 2022年2月14日(月)〜4月3日(日)
【大阪展】あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階)Googleマップ→
会期:2022年4月16日(土)~6月19日(日)
【山口展】山口県立美術館(山口県山口市亀山町3-1)Googleマップ→
会期:2022年7月8日(金)~9月4日(日)
※上記以降も、追加巡回を順次調整中。
■事前予約制チケット料金
一般2,100円、大学生1,400円、高校生1,000円
国立新美術館チケット販売場所(当日のみ有効):中央インフォメーション横
※東京展のチケット情報です。他の会場については公式サイトをご確認下さい。
■公式サイト
https://www.annohideakiten.jp/
国立新美術館の施設概要
住 所 | 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2(Googleマップ→) |
交 通 | 東京メトロ千代田線乃木坂駅青山霊園方面改札6出口(美術館直結)、六本木駅から徒歩5分 |
時 間 | 10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)※会期中の毎週金・土曜日は20:00まで ※時期や企画展により変動します。 |
休館日 | 火曜(祝日・振替休日にあたる場合は開館し、翌平日休館)、年末年始 |
駐車場 | 一般車両用駐車場なし(身障者用駐車場あり。西門(青山公園側)より入構し、専用の駐車場をご利用ください) |
URL | https://www.nact.jp/ |
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