東京丸の内にある三菱一号館美術館で、印象派の光の表現系譜と近代フランスの美術史の流れをたどる「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」が、2021年10月15日(金)から開催されます。
50万点にのぼる膨大な文化財を所蔵し、豊かな印象派コレクションでも知られるエルサレムのイスラエル博物館から、印象派の名作が多数来日。
東京会場の後は、大阪府のあべのハルカス美術館に巡回予定となっています。
「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」について
1948年に建国されたイスラエルの首都・エルサレムにあるイスラエル博物館は、約50万点の文化財を所蔵し、印象派も珠玉のコレクションを誇ります。
「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」展では同館から、クロード・モネやピエール=オーギュスト・ルノワール、アルフレッド・シスレー、カミーユ・ピサロなどの印象派を中心とする近代フランス美術のコレクションが初めて、まとまって来日します。
そのほか、印象派の先駆けとして戸外で自然と向き合ったジャン=バティスト・カミーユ・コローやギュスターヴ・クールベ、この流れを発展させたポスト印象派のポール・セザンヌ、フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ、ポール・ゴーガン、さらに印象派の光と色彩の表現を独特の親密な世界に移し変えたナビ派の作品約70点を厳選し、印象派の光の系譜をたどります。
なかでも、「睡蓮の画家」とも呼ばれるモネの最も有名な「連作」のうちの一点《睡蓮の池》は、特に「当たり年」と評される1907年に描かれたもので、繊細な筆致で睡蓮と水面の反映をとらえた傑作です。
この画家全盛期の作品を含めた出品作の大半が、日本初公開となります。
「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜」開催概要
■展覧会名
イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン(仮)
■会場
【東京会場】三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)Googleマップ→
会期:2021年10月15日(金)〜2022年1月16日(日) ※予定
休館:決まり次第、追記します。
【大阪会場】あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階)Googleマップ→
会期:2022年1月28日(金)~2022年4月3日(日) 火~金10:00~20:00/月土日祝10:00~18:00
※入館は閉館30分前まで
■チケット料金
決まり次第、追記します。
■公式サイト
https://mimt.jp/exhibition/
三菱一号館美術館の施設概要
住 所 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2(Googleマップ→) |
交 通 | 東京駅から徒歩5分、東京メトロ千代田線二重橋前〈丸の内〉駅から徒歩3分、都営三田線日比谷駅から徒歩3分 |
時 間 | 10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)※時期や企画展により変動します。 |
休館日 | 月曜(祝日・振替休日・展覧会会期中最終週の場合は開館)、展示替期間、年末年始 |
駐車場 | なし。コインパーキング「丸の内パークイン(丸の内パークビル駐車場)」をご利用下さい。 |
URL | https://mimt.jp/ |
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