ミュシャ展がそごう美術館で開催!詳細

曜変天目など静嘉堂・東洋文庫の国宝12点を含む「三菱の至宝展」が三菱一号館美術館で開催

三菱一号館美術館で開催の「三菱の至宝展」イメージ画像
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三菱創業150周年と三菱一号館美術館10周年を記念して、三菱一号館美術館は、静嘉堂、東洋文庫の秘蔵コレクション「三菱の至宝展」を、2021年6月30日(水)〜9月12日(日)の日程で開催します。

曜変天目(稲葉天目)や俵屋宗達の『源氏物語関谷澪標図屛風(げんじものがたり せきやみおつくしず びょうぶ)』、『太刀 銘 包永(たち めい かねなが)』など、およそ20万冊の古典籍と約6,500点もの日本東洋の美術品を所蔵する静嘉堂、約100万冊の蔵書を有する東洋文庫より、国宝12点が集結。

会期は、前期:6月30日~8月9日と、後期:8月11日~9月12日に分かれており、展示替えもあります。

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三菱の至宝展について

絶対に観たい美術展100展を紹介する「美術展ぴあ2021」に掲載の三菱創業150周年記念 三菱の至宝展ページ
「美術展ぴあ2021」 中面

三菱を創業し、四代にわたり社長をつとめた岩崎彌太郎(いわさき やたろう)、岩崎彌之助(いわさき やのすけ)、岩崎久彌(いわさき ひさや)、岩崎小彌太(いわさき こやた)は文化財に多大な関心を抱き、その収集品は現在、それぞれ静嘉堂と東洋文庫に収蔵されています。 彼らは当時の学者や芸術家とも交流し、その収集の態度は社会に貢献する広い視野をもったものでした。

「三菱の至宝展」では、初代岩崎彌太郎から小彌太に至る、芸術文化の研究・発展を通じた社会貢献の歴史をたどりつつ、静嘉堂、東洋文庫の所蔵する国宝12点、重要文化財31点を含む美術工芸品、古典籍などに三菱経済研究所の所蔵作品をあわせて貴重な作品群100点余りを展観します。

また、本展は静嘉堂と東洋文庫の所蔵品が一堂に会する貴重な機会となります。

三菱の至宝展 見どころ

『曜変天目』『毛詩』をはじめとする国宝12点を出品

  1. 曜変天目(稲葉天目)』南宋時代
  2. 俵屋宗達『源氏物語関屋澪標図屏風』江戸時代
  3. 趙孟頫『与中峰明本尺牘』元時代
  4. 『禅機図断簡智常禅師図』元時代
  5. 伝馬遠『風雨山水図』南宋時代
  6. 手掻包永『太刀 銘 包永』鎌倉時代
  7. 『文選集注』平安時代
  8. 『倭漢朗詠抄太田切』平安時代
  9. 『史記』平安時代
  10. 『毛詩』唐時代
  11. 『春秋経伝集解』平安時代
  12. 『古文尚書』初唐時代

期間によって展示品が変わりますので、必ず公式サイトでご確認下さい。

曜変天目(稲葉天目)について

以下、「美術展ぴあ2021」より。


静嘉堂文庫所蔵の「曜変天目」は、もとは徳川将軍家所蔵であったものが、三代将軍・家光の時代に、春日局を経て、後に淀藩主となる稲葉家へ伝えたとされ、そのため「稲葉天目」とも呼ばれています。

完品で現存する曜変天目は、世界中で日本にある三碗のみで、すべてが国宝に指定されています(京都・大徳寺龍光院、大阪・藤田美術館)。

それぞれの碗で光彩の現れ方は異なります。


静嘉堂・東洋文庫、歴史を刻んだ両館の名品が集結

三菱の至宝展 開催概要

展覧会名
三菱創業150周年記念 三菱の至宝展

開催期間
2021年6月30日(水)~9月12日(日) 10:00~18:00
※展示替えあり
※入館は閉館の30分前まで
※開館日、開館時間を変更する場合があります。

・前期:6月30日(水)~8月9日(月・振休)まで
・後期:8月11日(水)~9月12日(日)
休館日:月曜、展示替えの8月10日(火) ※祝・振休の場合は開館、また7月26日、8月30日[トークフリーデー]、9月6日は開館

会場
三菱一号館美術館(〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2)→Googleマップ
JR東京駅丸の内南口改札から徒歩5分、都営三田線大手町駅・東京メトロ千代田線二重橋前〈丸の内〉駅から徒歩8分

チケット料金
一般1,900円、高校・大学生1,000円、小・中学生無料
※障がい者手帳をお持ちの方は半額、付添の方1名まで無料。

公式サイト
https://mimt.jp/kokuhou12/

三菱一号館美術館の施設概要

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