ミュシャ展がそごう美術館で開催!詳細

「琳派と印象派 東⻄都市文化が生んだ美術」アーティゾン美術館にて開催。風神雷神図屏風など国宝を含む約100点が集結

「琳派と印象派 東⻄都市文化が生んだ美術」展のアイキャッチ画像
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東京・京橋のアーティゾン美術館では、2020年11月14日(土)から【琳派と印象派 東西都市文化が生んだ美術】が開催されます。

本展は、日本とヨーロッパ、東西の都市文化が生んだ天才画家たちの作品を通して、大都市ならではの洗練された美意識の到達点を比較しつつ見渡そうとする、新たな試みです。

当館コレクションの核となる印象派の名画と、初公開となる琳派作品を軸に、国内の寺院、美術館、博物館から代表的な作品を加えた、国宝2点、重要文化財6点を含む約100点の作品で構成されます。

東西の美術を、「都市文化」というキーワードで再考する画期的な「琳派と印象派展」となります。

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「琳派と印象派 東⻄都市文化が生んだ美術」について

《琳派》は、17世紀初めの俵屋宗達、18世紀初めの尾形光琳らによって、日本の都であった京都の町人文化として生まれました。

そして19世紀初めには酒井抱一や鈴木其一らによって、将軍お膝元の江戸(現在の東京)に引き継がれ、装飾的な美感を核として発展した都市の美術でした。

一方、《印象派》は、19世紀後半のフランス・パリを中心にマネやモネ、ドガやルノワール、セザンヌらによって、日常的な経験を通して受ける印象や市民生活の喜びを率直に表現する、新しく起こったヨーロッパの近代美術でした。

【琳派と印象派 東⻄都市文化が生んだ美術】では、日本とヨーロッパ、東西の画家が生み出した作品をフィルターとしてそれぞれの都市で発展した“美”を比較し見渡すことができます。

「琳派と印象派 東⻄都市文化が生んだ美術」の見どころ

俵屋宗達《風神雷神図屛風》江戸時代 17 世紀 建仁寺蔵(国宝)
俵屋宗達『風神雷神図屛風』江戸時代 17世紀 建仁寺蔵(国宝)
“20141221 Kyoto 4” by BONGURI is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

(1)新収蔵作品を初公開
アーティゾン美術館を運営する石橋財団は創設以来、継続的に作品収集に取り組み、現在もコレクションの幅を広げています。【琳派と印象派 東⻄都市文化が生んだ美術】では、アーティゾン美術館の前身であるブリヂストン美術館が建て替えのために休館した2015年以降に加わった新収蔵作品の中から、尾形光琳『孔雀立葵図屛風』(重要文化財)を含む12点を初公
開します。


(2)キーワードは「都市文化」
日本とヨーロッパの美術を比較するときに、ジャポニスムの視点での紹介は多々ありました。本展は「都市文化」に注目し、大都市ならではの洗練された美意識の到達点を比較しつつ見渡します。


(3)あの有名な作品も見られる
国宝の俵屋宗達『風神雷神図屛風』(※後期のみ展示)を始めとする日本美術史上に輝く名作も、国内の寺院、美術館、博物館から集結。琳派、印象派の両ファンが楽しめるラインナップです。

「琳派と印象派 東⻄都市文化が生んだ美術」の展示構成

【序章】都市の様子

【第一章】the 琳派
 1. 花木草花 2. 物語絵 3. 墨の世界

【第二章】琳派×印象派
 1. 継承 2. 水の表現 3. 間(ま) 4. 扇形 5. 注文主

【第三章】the 印象派
 1. 都市市民の肖像 2. 静物への関心 3. 神話的世界 4. 郊外への憧憬

【終章】都市を離れて

「琳派と印象派 東⻄都市文化が生んだ美術」の開催概要

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