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「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が東京国立近代美術館で開催。ガウディの建築思想と創造の源泉に迫ります

ガウディとサグラダ・ファミリア展のアイキャッチ画像
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東京千代田区にある東京国立近代美術館では、ガウディの建築思想と創造の源泉を解き明かす「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が、2023年6月13日(火)~ 9月10日(日)の日程で開催します。

スペインのバルセロナが生んだ天才建築家ガウディ。
代表作サグラダ・ファミリアに焦点を当てた本展では、100点を超える図面、模型、写真、資料に加え、最新の技術で撮影された建築映像も随所にまじえながら、総合芸術としての聖堂の豊かな魅力に迫ります。

東京国立近代美術館で開催後は、2023年9月〜12月に滋賀県、2023年12月〜2024年3月に愛知県へ巡回予定です。

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目次

「ガウディとサグラダ・ファミリア展」について

ガウディとサグラダ・ファミリア展のフライヤー画像

スペインのバルセロナで活躍した建築家アントニ・ガウディ(1852-1926)は、一度見たら忘れることのできないそのユニークな建築で、今なお世界中の人々を魅了し続けるとともに、様々な芸術分野に影響を与えてきました。

本展では、長らく「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきたサグラダ・ファミリアに焦点を絞り、ガウディの建築思想と創造の源泉、さらにはこの壮大な聖堂のプロジェクトが持っていた社会的意義を解き明かします。

図面のみならず膨大な数の模型を作ることで構想を展開していったガウディ独自の制作過程や、多彩色のタイル被覆、家具、鉄細工装飾、そして彫刻を含めたガウディの総合芸術志向にも光を当て、100点を超える図面、模型、写真、資料に加え、最新の技術で撮影された建築映像も随所にまじえながら、時代を超えて生き続けるガウディ建築の魅力に迫ります。

「ガウディとサグラダ・ファミリア展」の見どころ

ガウディの創造の源泉を探ります

ガウディはゼロから独創的な建築を創造したわけではありません。

ガウディの才能は、 西欧建築の歴史、異文化の造形、自然が生み出す形の神秘を貪欲に吸収し、そこから独自の形と法則を生み出したことにあります。

「歴史」「自然」「幾何学」の3つのポイントから、ガウディの発想の源泉を探ります。

サグラダ・ファミリア聖堂の建設のプロセスが明らかに

この聖堂建設プロジェクトは誰の発案ではじまり、その後どう変遷したのか。模型を修正しながら聖堂の形と構造を探ったガウディ独自の制作方法に注目するとともに、140年を超える長い建設の過程でガウディ没後にプロジェクトを引き継いだ人々の創意工夫にも光を当てます。

総合芸術としてのサグラダ・ファミリア聖堂の豊かな世界をひもときます

ガウディはサグラダ・ファミリア聖堂において、聖書の内容を表現する彫刻の制作に取り組むほか、外観・内観の光と色の効果や、建物の音響効果にも工夫を凝らし、諸芸術を総合する場として聖堂を構想しました。

本展では、ガウディの彫刻術にも焦点を当てることで聖堂の豊かな世界に迫ります。

サグラダ・ファミリア聖堂の壮麗な空間を空中散歩

NHKが撮影した高精細映像やドローン映像を駆使して、肉眼では捉えられない視点で聖堂を散策。

ステンドグラスを通過した光が聖堂内を彩る景色の変化も圧巻です。

マリアの塔が完成し、いよいよイエスの塔の建設という最終段階に向かうサグラダ・ファミリア聖堂の現在の姿を、最新の映像を通して伝えます。

「ガウディとサグラダ・ファミリア展」開催概要

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